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新潟市立小新中学校で「理工系キャリア支援講座」(出前講座)を実施しました。

2023年03月10日

新潟市立小新中学校で実施した出前講座の実施報告です

○ 開催日時 令和5年3月9日(木) 午前11:00~12:00

○ 講 師  阿部 真子 氏(一正蒲鉾株式会社技術研究部)

       福島 優希 氏(株式会社BSNアイネットシステム開発事業部)

○ 会 場  新潟市立小新中学校体育館

○ 対 象  1年生 87名

○ 講座概要

・学校における総合的な学習の一環として体育館で実施しました。

・理工系の知識・技術を活かして、それぞれの企業で活躍しておられる二人の講師から、お仕事の概要紹介ややりがい、理工系の進路や知識を活かした仕事に対する思い、どんな進路選択をしてきたのか、などについてお話しいただきました。

・一正蒲鉾の阿部さんからは、本物そっくりの食べ物をつくる「ネクストシーフード」や細胞から魚をつくる「培養魚肉」といった新技術研究の仕事内容、学生の頃にどんな内容に興味を持ってどんな進路選択をしてきたのか、などについてお話しいただいたほか、中学の時にやっておくと良いこととして「好きなこと、得意なことを伸ばす、挑戦してできることを増やす」といったアドバイス、そうすることで得意なことを活かせる方向へ進路選択できるといったお話しをいただきました。

・BSNアイネットの福島さんからは、システム・プログラム開発といった仕事内容や、IT技術が世の中のどんな部分で役立てられているのかといった概要のお話、大学で学んだ情報工学の知識を生かした「ものづくり」をしたかったという想い、今のお仕事を選ぶまでの経緯、学生の頃に理工系の進路を選択することになったきっかけや、中学の頃にやっておいて良かったと感じることなど、様々なアドバイスをいただきました。

・生徒さんたちは講師のお話に熱心に聞き入り、講演後の質疑の時間でも生徒さんたちから多くの質問があり、それぞれの講師にお答えいただくなど、活発なやりとりがありました。

○ 講座風景

 

 

○ 講師にお話しいただいた講話の概要

 1 お仕事(所属企業)の概要紹介

 2 なぜ、今のお仕事を選んだのか、お仕事のやりがい

 3 ある一日の勤務内容の紹介

 4 理工系の進路や学んだことを活かしたお仕事に対する想い

 5 何に興味をもって、どんな進路を歩んだか

 6 中学生の時にやっておけば良かったと思うこと、やっておくべきこと

○ 参加者の声(生徒アンケート結果から抜粋)

・理系の仕事についてよく知らなかったけれどお話を聞いていろんなことが分かって面白かったです。

・自分が知らない事がたくさん聞けた元々理系に興味があったがさらに興味が沸いた。

・私は、将来について最近考えることが多くなりました。将来どんな高校に行って、どんな職業に行きたいかということを考えるようになりました。前まではそんなこと決まってなくて悩んだことがありました。でも今回のお二方のお話を聞いてとても参考になりました。2人とも好きなことや得意なことを伸ばすことをやっておいた方がいいとおっしゃっていたので私も得意なことや好きなことに全力に取り組んでこれからのことに活かせるように頑張りたいと思います。

・この講演を聞いて、 “好きな事得意なことを伸ばす” 事が大切な事と言っていましたが、私もそう思いました。 でも大事な事はそれだけじゃなくて、苦手な事も何かしらのきっかけで 好きになったり得意になったりするので、苦手な事もチャレンジしてみたり、 いろんな形で知っていくといいと思いました。

・参考になったところは、進路変更は可能だというところです。私は今まで文系は文系の、理系は理系の職業にしかつけないと思っていましたが、将来の可能性は広いことを知りました。また、講師の方が、「その商品とても好きです」という声に対して本当に嬉しそうにされているのがとても印象的でした。

・勉強ももちろん必要だけど、好きなことや得意なことを伸ばすことも大事だと思いました。中学時代には勉強をしっかりして好きなことをより深めるといいと教えてもらいました。好きな事が将来につながると聞き、勉強だけでなく好きな事を深めることも大切だと気づきました。

・元々理数系じゃなくて文系だったのに、途中で理数系に進路変更して今は理数系の仕事について成果を上げているというのが印象に残った。

・かまぼこ製造のお話で培養魚肉というお話を聞きました。細胞を研究していると聞き面白そうだなと思いました。一正蒲鉾さんは世の中にないものを作り出しているということがわかりました。IT企業とはITでみんなの暮らしのお手伝いをするということ、使う人の不満なことや不便な事を便利にするという、色んな人の役に立つかっこいい仕事だなと思いました。自分が関わったプロジェクトが実際に使われているのが見れるのはやりがいある仕事だなと思いました。

 

 

主催:公益財団法人新潟県女性財団