行政職員交流支援事業「共働のまちづくりのための研修会」
【共催】柏崎市 【後援】新潟県
男女共同参画社会の形成には、多様な人たちと目的を共有しながら、地域の課題や社会的、今日的な問題に対して共に考え、課題解決に向けてアプローチしていくことが大事です。その際、必要となるのが「共働」の視点です。
3つの共働(市民と市民/市民と行政・職員/職員と職員)が絡み合いながら同時に動いていくことで、地域のパワーが発揮され、男女共同参画社会の形成につながっていきます。
身近な共働の場である職員同士の対話を通じて、担当職員同士が課題などを分かちあいながら、お互いにエンパワメントしていくことを目指します。
当日は、8市1町から、45人が参加。
前半は、講義中心で「共働」についてお話をお聞きしました。後半は、相互支援ワークを中心に、参加者同士で対話を深める時間となりました。
初めは、少々緊張した雰囲気でしたが、講義の合間に、「みなさんにとって身近な共働って何ですか?」「みなさんの職場ではどうですか?」「ひとり職場になっていませんか?」とお隣さんとちょっとおしゃべりする時間を盛り込みながら進むと、次第に表情が和らいでいきました。
【主な感想】
・健康づくりの仕事をしています。住民の方と関わる事が多いので「多様性」「まちづくり」のキーワードが参考になりました。
・共働と言うと、市民✕職員と思っていた。職員✕職員は目からウロコだった。「本来は、出来てあたりまえ」との思い込みがあったと思った。
・多様性を受け入れること、それには「話す」「聴く」が大切だとわかった。
・共感できる内容が多く、気づきの多い研修だった。声に出すことの大切さ、多様性の中の寛容の重要性が印象に残った。
・多様性の社会は、まさにそうだと思います。担い手がいないと思っていたが、アタックの方法を変えることで、接点が出来るのかもと思った。
・「まぜる」ことの大切さを感じた。
・相手の立場を理解しながら、より良い形を作り出していける連携に、対話がとても大事。心がけたいと思った。
開催日 |
2019年8月23日(金)13:30~16:30 |
会場 |
柏崎市役所 第1会議室(柏崎市中央町5-50) |
対象 |
市町村の男女共同参画部署の担当者、及び関係部署の担当者 |
講師 |
加留部貴行さん(九州大学大学院統合新領域学府客員准教授/NPO法人日本ファシリテーション協会フェロー) |
内容 |
講義「いっしょにやる、ということ」地域の活性化には、「共働」の視点が必要
演習「あなたの身近な共働をさぐろう」相互支援ワーク |
参加費 |
無料 |
保育 |
なし |
主催 |
(公財)新潟県女性財団 |
お問合せ先 |
(公財)新潟県女性財団 電話:025-285-6610 |