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報告

男女共同参画行政職員基礎研修会を開催しました。

「地域の男女共同参画を前に進めるために~行政の役割や課題を考えよう~」

〇当日は、17市38名が参加。初めて男女共同参画の担当になる方が多く参加されていました。
講師からは、男女共同参画の担当になったら、まずはじめにやることとして、「理解者とつながる」「地域の現状、課題を調べる」の2点についてお話がありました。
また、施策を進めるにあたり、分野横断的な視点として、男女共同参画の視点を持つ意味、ジェンダー統計の活用など多義にわたってお話していただきました。

〇魚沼市は、庁内の男女共同参画推進委員も含め複数で参加されていました。
担当者に伺ったところ、推進員は異動で毎年一定数変わるため、男女共同参画の意義もわからないまま「男女共同参画を推進しましょう」と言われても困る職員もいるだろうなと感じていた。今回、基礎的なことを学べるチャンスと思い、庁内メールで案内をしたとのこと。
初めて推進委員になった職員がいる場合は、このように基礎的なことを学べる研修は必要だとあらためて感じるとともに、世の中の変化が速い時代、現状を知るにはこのような機会は大事だと思ったと感想もいただきました。
(このように活用していただき、とてもうれしく思いました。)

【主な感想】
・男女共同参画行政の経験に基づいた講義内容であり、新規担当者にも分かりやすく参考になった。
・男女共同参画を進める上での、現状や課題を整理することができた。行政として男女共同参画を推進して行く意義や役割をあらためて認識させられた。担当課だけでなく、庁内を巻き込んで取り組んで行く必要性を感じた。
・今年度初めて男女共同参画担当となり、「男女共同参画とは」については確認してきたものの、「男女共同参画の推進が必要な理由」を自分自身でしっかり考えていなかったことに気づいた。今回の研修で「決めごとの場に多様性を確保するため」という明確な答えがわかり、これから多くの人に向けて推進を図るうえで基礎であり重要なポイントを改めて教えていただき、大変有意義な研修になった。
開催日 2024年5月8日(水)14時~16時
会場 オンライン開催
対象 市町村の男女共同参画施策に携わっている職員等
講師 瀬山紀子さん(埼玉大学ダイバーシティ推進センター 准教授)
保育 なし
主催 公益財団法人新潟県女性財団