暴力から回復へ 女性の自立支援に向けて『婦人相談所』のガイドラインを学ぶ
にいがた女(ひと)と男(ひと)フェスティバル2014 ワークショップ
主催:NPO法人女のスペース・にいがた
女性の様々な問題に対して、
相談・保護・自立支援などを行っている場が「婦人相談所」です。
そのガイドラインができました。
ご一緒に学んでみませんか。
【実施内容】
◆開会あいさつ
・スペース・スタッフによるガイドライン学習会で学んだことを報告
・講師紹介
①講演会
梅田さんよりガイドライン作成の経緯と背景、そして今後の課題について講演いただいた。現在、婦人保護施設所長をしていらっしゃる梅田さんだからこその、当事者に寄り添った支援につながるお話をいただいた。
②グループワーク
さまざまな立場で活動している方々に参加していただいた。その方たちでグループになり、講演の感想・意見また、日頃の活動から感じていること、そしてこれからわたしたちができることについて話合い、発表をした。
【参加人数】42人(女性:41人 男性:1人)
【担当者の所見等】
・ガイドラインがあらゆる暴力を受けたすべての女性を対象とし、人としての尊厳や人権を侵害された方に対する支援であること。また、当事者に寄り添い一緒に考えていくことを共通の理念としていることを学んだ。
・被害を受けた方々が本当の意味で人権回復をするには、長い時間が必要だということをあらためて確認することができた。
・グループワークでは、「女性相談所と一緒にガイドラインを活かしていく」「女性たちが生き生きと生活できることを願って相談業務に励みたい」「ガイドラインを根拠に相談者側に立った支援ができるよう他機関と連携していきたい」など、たくさんの「わたしたちがこれからできること」が発表された。
・「新潟県がこのガイドラインを具体的に活用するよう要望を」という意見があった。これは参加者一同の承認を得ることができ、スペースから県へ要望書を提案することにつなげていきたい。
・「ガイドラインの歌」(マイムマイムの曲で・スペーススタッフ作詞)を参加者で楽しく歌い、会を終了することができた。
開催日 |
2014年6月29日(日)10:00~12:00 |
会場 |
新潟ユニゾンプラザ2階 女性団体交流室2(新潟市中央区上所2-2-2 ) |
対象 |
テーマに関心ある方ならどなたでも |
講師 |
横田千代子さん(婦人相談所ガイドライン策定WT(ワーキングチーム)オブザーバー 全国婦人保護施設等連絡協議会会長) |
内容 |
【学習会】 |
参加費 |
500円 |
定員 |
60人(要申込) |
保育 |
あり |
主催 |
NPO法人女のスペース・にいがた |
お問合せ先 |
NPO法人女のスペース・にいがた 電話:025-231-3012 |