女性センター講座「多様な性のあり方~LGBTって知っていますか?~」
最近、テレビ等で「性同一性障害」「LGBT」といった言葉をよく聞きます。また、渋谷区など、行政レベルで様々な取組みも行われるようになりました。一方、偏見や差別に苦しむ当事者も多く存在しています。性的少数者について正しく理解し、多様な性について考えてみませんか?
*3回連続講座です(1回のみの参加もできます)。
*このセミナーは、新潟県県民生活・環境部 男女平等社会推進課との共催で実施します。
*保育の受付は終了しました。
*定員なりましたので、受付は終了しました。
多様な性のあり方について考えるセミナー(連続)を、新潟県県民生活・環境部 男女平等社会推進課との共催で開催しました。
延べ116人が参加。県内の高校や中学校、小学校教員の他に、人権擁護委員、相談員、山形県の高校からも参加がありました。
★主な感想
【1回目】
・性別二分法がしみついている中で、LGBTについて考え、理解することは難しいと感じた。「あいまいな」立場を理解し、それで良いと認める心や柔軟性を持ちたいと思った。
・性的少数者をめぐる問題について、歴史的な背景も含めわかりやすく話を聞いた。参考資料の書籍や映画を観たいと思った。
・同僚に誘われて参加。人を外見からの情報だけで判断せず、自分の常識を押し付けるような接し方はやめようとおもった。
・ひとりひとりを大切にすること=人権意識、人権感覚を磨くことが必要だと思った。
・最近、耳にする言葉ではあったが、まだまだ知らない事も多く、もっともっと知らなくてはと思った。
【2回目】
・体験談を聞いて、すべての人、すべての子どもが生きやすい、自分らしく生きられる環境を整えたいと思った。
・LGBTを少し理解することができた。やはり偏見があり、生きづらさがあるのだと、当事者の苦しさを身近に感じた。
・文科省から通達がきましたが、まずは教員がきちんと研修する必要性を感じた。性教育の中で多様な性について触れることを心がけ、生徒間の理解も広げていきたい。
・性的少数者への理解を含め、ジェンダーや性自認の理解や幼少期からの教育の浸透が課題だと思った。
・性のあり方は自由でカミングアウトも義務ではないという言葉が、印象に残った。
・男か女かの二分法ではなく、多様なあいまいな人たちが、ありのままで暮らせる地域の理解も必要だと思った。
【3回目】
・自分がどれだけ表面的な知識しか持っていなかったか実感した。これからがスタートだと思った。
・カミングアウトや相談されたとしても、LGBTのどれかとすぐに決めつけず、本人の気持ち、ニーズを尊重することが大事だと思った。
・今後、自分の言動に気をつけたいと思った。
・いかに学校環境、教師の知識、関わり方が大切か理解できた。学校全体での取組みを今後、考えていきたい。
・職場である学校現場で大変参考になる知識、実践方法を学ぶことができた。学校では、声としてでない声がたくさんあります。それを改めて確認することができた。
・知識として知ったからには、自分にできる行動をしていかないとダメだと感じた。
開催日 |
【1回目】2016年2月6日(土) 【2回目】2016年2月13日(土) 【3回目】 2016年2月21日(日) 各回13:30~15:30 ★3回目のみ、日曜日の開催です。 |
会場 |
新潟県女性センター 女性団体交流室2(新潟市中央区上所2-2-2 新潟ユニゾンプラザ2階) |
対象 |
テーマに関心ある成人男女 |
講師 |
【1回目】鈴木由加里さん(新潟県立大学他非常勤講師) 【2回目】高橋佳生さん(LGBTにいがた Love 1 Peace代表) 【3回目】日高庸晴さん(宝塚大学看護学部教授) |
内容 |
【1回目】「多様な性を知る~LGBTとは?~」
【2回目】「LGBTと日常生活~生きづらさはどこにある?~」
【3回目】「学校や地域で配慮と支援が必要なLGBT」 |
参加費 |
無料 |
定員 |
各回30人(申込先着順) |
保育 |
なし |
主催 |
(公財)新潟県女性財団・新潟県県民生活・環境部 男女平等社会推進課 |
お問合せ先 |
(公財)新潟県女性財団 電話:025-285-6610 ファックス:025-285-6630 |
チラシ |
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