ファシリテーションを構成する２つ目のスキル「対人関係のスキル」に焦点を置き、相手の考え方や価値観を受けとめ、引きだすことの大切さやその技術の習得についてワークショップを行いました。

　「聴く力」（傾聴で共感を呼ぶ）「訊く力」（質問で話しを深める」「観る力」（言外のメッセージを読む）「応える力」（話をつないで広げる」について、それぞれ講義と演習を行いました。
・傾聴を知る演習と講義
・要約のエクササイズ
・質問の演習とグループワーク
・議論とその様子観察の演習
・グループディスカッション

【参加人数】３６人（女性：１２人　男性：２４人）

　相手とのコミュニケーションを深めるには、自己主張だけではなく、相手の意見や考え方を理解し、お互いに深め合うことが必要であり重要であることを確認しました。

　普段の会話の中で、話を聴いたり、質問したりしていますが、意識して話合いをしてみると、話合いを深めるような「質問」や話の流れの中で話しを「引きだす」ことの難しさを感じました。しかし、傾聴することや話合いの目的を意識し、「受けとめ」「引きだす」ことを考えながら話合いを進めることで、話合いを深めていけることも実感しました。