ホーム > 講座・イベント一覧 > 実施報告 > ぶっくばらんすを使った子ども向けワークショップ「みんなで考えてみよう!ジェンダーってなんだろう?」@第一学院高等学校 新潟キャンパス
報告

ぶっくばらんすを使った子ども向けワークショップ「みんなで考えてみよう!ジェンダーってなんだろう?」@第一学院高等学校 新潟キャンパス

新潟県女性財団では、年に1回、男女共同参画ハンドブック(冊子)を発行し、県内の自治体や公共施設、県外の男女共同参画センター等に送付しています。
平成30年度からは、「子どもと男女共同参画」を大テーマに、読み手を子どもや保護者を想定して作成してきました。→ https://npwf.jp/media/keihatsushi/

「みんなで考えてみよう!ジェンダーってなんだろう?」

今年度は、初の取組みとして冊子「ぶっくばらんす」を活用して、ジェンダーについて考えるワークショップ/講演会を開催しています。
冊子の創り手側から発信し、子どもたちとジェンダーについて考える場をつくり、性別にとらわれずに、ひとりひとりが尊重され、個性と能力を発揮できる男女共同参画社会の形成につなげていきます。

  • イメージ0
  • イメージ1
  • イメージ2
サムネイル
サムネイル
サムネイル
当日は、21名(生徒と先生)が参加。
6つのグループに分かれて、講師のお話を聞きながらグループワークをしました。
「医者・保育士と聞いてイメージするのは?」「男だから〇〇、女だから〇〇と言われた経験はある?その反対に、言ったことある?」等々。
「ぶっくばらんす」を拾い読みしながら、ジェンダーについて意見交換しました。先生も一緒に参加したことで、ジェンダーの気づきや視点の広がりがあり、子どもとおとなが混ざりあう事は、双方に学びや気づきがあると感じました。

最後には、「今日からできること」「やってみたいことは?」を考え、共有して終わりました。

【主な感想】
・社会的な問題だとは思いつつ、普段なかなかじっくり考えることのないテーマについて、生徒と一緒に向き合う貴重な機会となった。

・大学のときにジェンダー学の講義を受けたことがあるが、そのときよりも深く考えることができた。子どもたちにジェンダーについてどう伝えていくか、考えていきたい。

・自分には意外と色眼鏡がかかっていることが分かった。今回講義で、よくジェンダーのことについて知り、もっと本などで調べたり、周りの人と喋りたいと思った。

・ジェンダーについて考える良いきっかけとなった。無意識のうちに社会に根付いた価値観を直すのは難しいが、考え続ければいけないと思った。

開催日 2025年12月12日(金)13:00~14:50
会場 第一学院高等学校 新潟キャンパス
講師 櫻井彩乃さん(一般社団法人GENCOURAGE 代表理事)
内容 話題提供とグループワーク
保育 なし
主催 公益財団法人新潟県女性財団