ぶっくばらんすを使った子ども向けワークショップ「ジェンダーについて考えよう!@村松小学校」
新潟県女性財団では、年に1回、男女共同参画ハンドブック(冊子)を発行し、県内の自治体や公共施設、県外の男女共同参画センター等に送付しています。
平成30年度からは、「子どもと男女共同参画」を大テーマに、読み手に子どもや保護者を想定して作成してきました。→ https://npwf.jp/media/keihatsushi/
ぶっくばらんすを使った子ども向けワークショップ「ジェンダーについて考えよう!」
今年度は、初の取組みとして冊子「ぶっくばらんす」を活用してジェンダーについて考えるワークショップ/講演会等を開催いたします。
冊子の創り手側から発信し、子どもたちとジェンダーについて考える場をつくり、性別にとらわれずに、ひとりひとりが尊重され、個性と能力を発揮できる男女共同参画社会の形成につなげていきます。
【実施予定】
➀2025年11月21日(金)五泉市立村松小学校
②2025年12月12日(金)第一学院高等学校新潟キャンパス
③2026年3月11日(水)日本文理高等学校
村松小学校では、3年生と6年生を対象にワークショップを実施しました。開催日は、オープンデー(一日参観日)だったので、希望する保護者の方にもご参加いただきました。
【3年生】
「ぶっくばらんす1号」の主人公チエちゃんはピンク色が好き。それはなぜ?「女の子だから、やっぱりピンクがいいわね」と言われて、どんな気持ち?と、チエちゃんが経験したことについて、一緒に考えました。
【6年生】
女の子らしさ、男のらしさについて考えました。周囲が決めた「枠」にとらわれることなく、自分らしさを大切にすること、同じでないとダメ?違うとヘン?自分以外の人を大切にすることについても考えました。
3年生は、少し緊張していましたが、グループで保護者の方にリードしていただきながら一生懸命考え、発表してくれました。6年生は、周囲が決めた「枠」からはみ出て言われたことを発表してくれました。(例:男の子なのにかわいいシールが好きなんだね、女の子だからスカートはいたら等)
【主な感想】
・「男だから○○」とか「女の子だから○○」だからと言うけど、別にそこの円(枠)からどんどん幅を広げていけばいいと言う事がよくわかった!
・大事だと思ったことは、「男子だとこれ」「女子だからこれ」っていうのはやめて、何々のできる〇〇さんとか何々が好きな〇〇さんにしていきたい。
・人それぞれ、好きな色があっていいんだと思いました。
・色でせいべつや年れいは、かんけいないなと思いました。
・ジェンダーを知ることは色々な人を受け入れられるようになり、いじめを減らすことにも繋がるなと感じた。
・ジェンダーという言葉の意味を今までなんとなくしかわからなかったので、今回のお話でハッキリ知る事が出来た。◯◯だからと私も言ったことがあるので、決めつけない事、否定しないこと、相談する事を心掛けた対応が大切だと思った。
| 開催日 |
2025年11月21日(金)10:40~12:15 |
| 会場 |
五泉市立村松小学校 講堂 |
| 対象 |
3年生・6年生・希望する保護者 |
| 内容 |
【3年生】10:40~11:25「色」を切り口に、ジェンダーについて考える。
【6年生】11:30~12:15 「女の子らしさ」「男の子らしさ」から「自分らしさ」について考える。 |
| 保育 |
なし |
| 主催 |
公益財団法人新潟県女性財団 |