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報告

女性センター講座「多様な性のあり方~LGBTも生きやすい社会へ~」

★多様な性のあり方について考える連続講座を開催します。
連続での参加をおススメしますが、1回のみの参加も受付けます。お申込みの際に、希望する回(日時)をお知らせください。

①「カミングアウトと家族、そして、アライの存在~自分らしく生きていける社会づくりに向けて~」

★終了しました。
家族や友人から、カミングアウトされた時…。「話してくれてありがとう」「あなたは、あなたのままでいいよ」と寄り添うにはどうしたらいいでしょうか?講師の体験談をお聞きし、親として、友人としてできることを考えます。
*アライとは:LGBTへの理解を示し、支援してくれる人のこと。

②「子どものLGBTについての理解と関わり」

★終了しました。
児童、生徒に関わるすべての人にとって、LGBTに関する基本的な知識と適切な関わり方を知ることは、とても大事なことです。学校や家庭でLGBTである子どもたちと共に生きるためには、どのような心構えや環境が望ましいかについて考えます。

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 各回、講師より事例や体験談などをお聴きし、LGBTについて多くのことを学ぶ機会となりました。
・NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会の小林りょう子さんからは、子どもからカミングアウトされた時の家族が抱える困難さや心構え、話しの聴き方についてお聴きしました。
・お茶の水女子大学の石丸径一郎さんからは、子どもはLGBTに関する情報を集めにくいので、周囲の大人がより新しい知識、情報を得て対応していくことが大切であるなど関わり方についてお話していただきました。
 存在していることを前提に関心を持つこと、目の前にいる子どものあり方を尊重することが対応の基本というお二人の講師のお話が印象に残りました。

【主な感想】
・出会う子どもたちが自分の存在を受けとめ、表現できるように信頼
を得て、まずは話してもらえるような養護教諭になりたいと思った。
・当事者の話、親としての葛藤、後悔など聞けてよかった。わからないことが多く、まだまだ頭がついていかないが、わからないことを意識することが大切だと思った。
・中学校の教員です。様々な視点から考えたり、行動したりすること
が大切なことだと思った。
・最近の知見に触れられ良かった。
・「弱者を支援するという姿勢は、当事者のプライドを傷つける」と聞き、無意識にそうしていたかもとハッとさせられた。


開催日 ①2018年1月20日(土)②2018年2月4日(日)各日13時30分~15時30分
会場 新潟県女性センター 女性団体交流室2 (新潟市中央区上所2-2-2 新潟ユニゾンプラザ2階)
対象 テーマに関心ある方ならどなたでも
講師 ①小林りょう子さん(NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会)②石丸径一郎さん(お茶の水女子大学生活科学部発達臨床心理学講座 准教授)
参加費 無料
定員 30人(申込先着順)
保育 あり
主催 公益財団法人新潟県女性財団
お問合せ先 (公財)新潟県女性財団 電話:025-285-6610 ファックス:025-285-6630
チラシ ダウンロード