入門編に引き続き、講師は堀 公俊さんです。

応用編では、理想のチームをつくるために、より実践的な応用力を高める方法を学びました。

・お互いの関係性を高めることが、よいチームづくりのポイント。
関係性を高めるには、まず相互理解（知り合う）が大事。相手の言葉や態度、考え方の背景には何があるのか？興味、関心を持って、相手のベースになっている経験やきっかけなどを聴くことから関係づくりが始まっていくと、事例を交えながらの説明。
互いを知る方法として、ストーリーテリングを紹介。2人ペアで、お互いの話を聴くことを実践。

・チーム内の対立を解消する方法は、チームビルディングのプロセスと同じで、まず、相互理解をすることが大事。相手を知るために、背景を探る。そのためには、観察力が必要になる。また、人は自分の勝手な枠組みで聞く傾向があるので、そのことを認識することも大切である。演習で、ロールプレイ「公園をつくる」を実践。話合いの中で対立をおこし、相手の背景にも注目して、合意形成するプロセスを体験しました。

2日間にわたって、チームビルディングについて学びました。事例や演習もあり、非常にわかりやすい内容でした。日常の生活の中にこそスキルアップの場があるというメッセージもあり、人が集まることろで「観察する」「背景に注目する」など、スキルアップを図って、理想のチームづくりにつながることを願っています。